白井 晟一の「原爆堂」展 新たな対話にむけて
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展覧会報告Exhibition

展覧会概要

展覧会名
「原爆堂」展 ~新たな対話に向けて~
会期
2018.6月5日-30日 (27日間)
11:00~18:00(最終日16時まで) 会期中無休
会場
Gallery 5610
(http://www.deska.jp/)
東京都港区南青山 5-6-10 5610番館
TEL 03-3407-5610
主催
原爆堂建設委員会
監修
白井晟一研究所

たくさんのご来場ありがとうございました。

入場者数 のべ1774名

       

作品リスト

作品リスト 作品リスト

掲載メディア

新聞

  • ・東京新聞 朝刊メトロポリタン面(2018年5月27日付)
    「幻の計画「原爆堂」が問う 建築家・白井晟一 原発事故後、再び注目」
  • ・中国新聞 朝刊(6月6日付)
    「幻の「原爆堂」構想知って」
  • ・毎日新聞 朝刊 (6月14日付)
    「建築家・白井晟一が提唱、幻の原爆堂を映像化」
  • ・聖教新聞 (6月21日付)
    「原爆堂が語りかけるもの」
  • ・長崎新聞 (6月27日付)

webメディア

  • ・pen online
    「原爆堂」を知っていますか? 建築家・白井晟一の遺した、未完の建築が放つメッセージとは。」
  • ・美術手帖ウェブ版
    「戦後、そして3.11以降の「共存」とは。建築家・白井晟一の「原爆堂」に焦点を当てた展覧会が青山で開催」
  • ・CINRA.NET
    「白井晟一の「原爆堂」展 新たな対話にむけて」

comment

会場では、展覧会の感想のほか、トークイベントにご登壇いただいた五十嵐太郎さん・稲葉俊郎さん、サイエンスカフェを開催いただいた宮川隆さん、こども哲学カフェにご参加くださったお子さんに考えていただいた来場者への4つの問いを設置し、集まったコメントを随時掲示しました。

「原爆堂」展を共有された沢山の方たちの様々な声を、あらためてご紹介いたします。

原爆堂展にむけて

孤高の建築家がかつて社会に発したメッセージ「原爆堂」。建築を志す者は水面に浮かぶ堂のパースを必ず目にしたことがあるだろう。今回の展示では、精巧なCGムービーと模型がオリジナルドローイングと共に並べられ、一般の方々にもプロジェクトの概要がより伝わるような構成となっているが、それが翻って、手書きのオリジナルドローイングの解像度の高さを明らかにし、建築に込められた『意思』がはっきりと浮かび上がってくる。このように「原爆堂」そのものに向き合える場が提供されたのは初めてであり、改めて、白井晟一の建築家としての構想力の深さと広さ、力強さを感じ知ることになった。また、この展覧会のために製作された20分ほどのインタビュー映像は、原爆堂が単なる未完の建築プロジェクトであることを超え、現代に生きる私たちにその哲学的意味を訴える貴重なものである。フクシマを経験してしまった今、多くの方に「原爆堂」を知っていただきたい。

2018年6月 小杉栄次郎(一級建築士、秋田公立美術大学 教授)

感想

不思議な展示会だ。メインの展示がないのだ。そこにあるのは想像されたものであり、われわれが鑑賞するのは、ある種のなさ、不在である。われわれは不在を鑑賞し、それについて感想を交わしている。
不在を「見る」ことはそれほど珍しいものではない。穴は不在によって成立しているし、記憶は不在(かつてあったが、今はないもの)を見るためのものだ。不在などという大仰な言葉ではあっても様々な形態をもち、遍在している。
この展示における不在は、これまでにはなかったものというあり方をした不在だ。それは、もしかしたらこれから存在するようになるものなのかもしれない。創作者にとっては、アイデアとしてあるもので、それゆえに、抽象的で理想的な不在である。
原爆という過去の、そして、おそらく未来まで続く問題を、この不在は問いかける。
私は1歳の子どもを連れてこの展示を見た。そういえば数年前彼はまだいなかった。産まれる前でも彼はある種の不在であった。ただ、彼については話題に上がり、名がつけられ、お祝いのグッズが買われていた。幸せなことだ。
不在について語るのが難しい時もあれば、不在だからこそ語りやすい時もある。だとしたら、理想化された不在を介して過去について、そして、今はまだない未来について語るのも良いのかもしれない。

村瀬智之(教員・一児の父親)

  • 原爆堂の図は知っていましたが、このたび動画が映写され、「実像」をよりよく理解できました。
    このプロジェクトはぜひ実現したいもよです。
    良い企画で参考になりました。70代男性 建築家
  • 白井先生の設計図だけではわからない、コンピューターグラフィックを竹中工務店さんが作製して戴きイメージがより明確になりました。感謝いたします。60代男性 会社員
  • 心に残る展示でした。ぜひ多くの方に見てほしいです。
    特にインタビュー映像、今の日本人みんなが見るべき、今の社会に必要なメッセージを運んでいると思います。
    「原爆堂」はそれを越える日本にとても必要なプロジェクトだと思います。30代男性 プロデューサー
  • カタストロフィーという事象に対してわたしたちの精神的な構造を持った造形のあり方なのか50代男性
  • 表のポスターが気になり入り、たいへんなものを見せていただき、オドロキ。
    不勉強で白井氏の仕事存じあげず。もっと多くの人に知っていただきたい。
    また現実に健立していただきたく思う。40代女性 編集者
  • 白井晟一の形のもつ力を感じた。
    学生時代にあこがれた建築家の1人です。30代男性 デザイナー
  • 光と陰 剛と柔
    陰と陽 直と曲
    明と暗 立と円
    常に対立するものを融合させ、みごとに昇華させている。すごい!!60代男性
  • 「原爆堂計画」の表を改めて時系で見ると、「建築」という世界から向き合ったのは白井晟一のみだったことに驚かされつつ、もし彼がこうした提示をしなかったとしたら、ゾッとした。
    建築に出来ることももっと考え、直していけたらと思う。30代女性
  • 建築するからには、白井晟一の描いた、非現実な世界、闇の世界を再現してほしい。20代 建築
  • 広島へ行ったことがなく行ってみたいと思っていた時この展示のことを知りました。
    映像も展示もじっくり拝見しました。20分のビデオで話されていたことに、この頃自分が気になっていたことが多く語られていました。まず、自分の考えを言葉にして、責任を持つことをもっとしていこうと思いました。40代女性 教育系
  • 何とかしてこの作品を見たいとずーっと思って居ました。
    この様な形でも見ることが出来て嬉しいです。
    原爆堂が現実に建設される頃には、私はもう生きていないと思いますが満足です。80代女性
  • インタビュービデオを見ることによってより「原爆堂」展に来てよかったと感じた。30代女性
  • 長崎の被爆3世です。
    被爆の記憶の継承は私のライフワークですが、継承の先にある、“自分の頭で考え、みんなで議論する” ことの大切さを感じました。
    アンビルドであってもその可能性を秘めた作品に勇気をもらいました。30代男性 会社員
  • 白井晟一の原図及び透視図を拝見させて頂き、ありがとうございました。
    素敵な会場構成もあり閑かな気持ちで向き合うことができました。30代男性
  • たったひとつのアンビルトのプロジェクトからこれだけの広がりのある展覧会ができることに驚いています。たくさんの人に見てもらいたいですね40代女性 建築家
  • インタビュービデオがとても良かった。ぜひ皆さん、見てほしいです。50代男性
  • 原爆堂計画がCGで拝見できて感動しました。50代男性 会社員
  • まずタイトルのダイナミックさに気持ちの整理がつかない気分?でしたが、スケッチや図面、映像を1つずつ見ることで、白井さんのこの建物に込められた祈りのようなものが、感じられて、居心地の良い空間となりました。
    事なかれ主義の自分に向き合うきっかけを与えて下さり、ありがとうございました。30代女性
  • スケールの大きな展示を見るとができて幸せです。
    原爆堂の建立 実現させたいです20代 CG
  • 白井さんの設計の特異性は認めますが、広島、長崎他にある実現した平和記念館を無視して原爆堂を唯一無二のものと過剰に評価し、原爆=原発ととらえるのはどうかと思う。30代男性 建設
  • 証明に作品が照らされて、音楽が流れて、白井晟一のストーリーがあって、映画をみたように感じました。
    この世界を一人で楽しむだけでなく、沢山の人と共有したいと思いました。30代女性 介護
  • 新たな放射線の恐ろしさを痛感しました。68歳男性
  • 白井晟一は、自らの哲学的追求の中で原爆投下10年目に二つの作品を発表した。
    現在、我々は3.11からたった7年間しか経っていないのに、すべて日常的で負の記憶を忘れ去ろうとしている。
    今の建築家に彼と同じように3.11と向き合う者が居るのだろうか。50代男性
  • 図面をみていてはじめてわかりましたが open stoge とあるその向こうに森があゆCGがやや(?)でした。ーというのは重箱の隅の話で、この展覧会、小さいスケールですが、内容は深いと感じました。スケーチやドローイングは素晴らしい!50代男性 建築士
  • 普段から心にとめてはいますが、改めて考える機会を頂いて、有難う。50代 男性
  • どんなことでも知ることは大切だと感じました。自分の経験•体験から目の前にあることがら、人、物等をジャッジしたくなりますが、知ることで物事を受けとめたり、他人事にならず、それぞれの豊かさになっていくと感じました。行動してみる、行動しなくても考えてみる、思い出してみる、口にだしてみる。皆が誰かと比べたりジャッジをせず安心して過ごせる場が必要であると思いました。展示会をして頂き、ありがとうございました。30代 女 アルバイト
  • CGによる疑似体験が何より貴重でした、ありがとうございます。40代 男 編集者
  • どこに建てるイメージだったんだろう。今だからこそ造るべき「原爆堂」だと思う。
    アプローチのスロープが急過ぎるのがとても気になったが。
    とてもストイックな自分を見つめ直せる空間だと思う。
    竹中工務店のCG素晴らしい!!50代 男性 会社員
  • 意義ある仕事だと思える。哲学的に掘り下げた思惟が強く作品に結実している。具現化すべきものである。日本の歴史を風化させない為にも。60代 男性 フリー
  • 建築学生であったときから、強い関心を抱いていたプロジェクトです。今回の展示で重厚な模型、現代的なCGムービー映像、そしてなによりも精緻に描かれたオリジナル図面を見ることができ、あらためてこのプロジェクトの魅力と力強さを再確認しました。
    このプロジェクトを実現する計画があるとのメッセージを知り驚いています。
    どこに建てるべきか?難しい質問です。70代 男性 大学教員(建築・建築史)
  • 石の一粒一粒まで書きこまれた図面、リアルなCGムービー、良かったです40代 女 会社員
  • 実現していたら核軍縮や原子力の安全な平和利用の促進に繋がったかなとふと思いました。50代 男性
  • 白井晟一のそれも原爆堂をとりあげた展覧会があることに驚きでく。見てよかった。
    過去の人というイメージもありましたが会場にも多くの方が見えられていて、まだまだ人の感心のある方だと感じました。50代 男性 会社員
  • テレビがたのしかった。5歳 男性
  • 原爆のイメージが変わりました。50代 男性 会社員
  • 建築のための建築か
    人々のための建築か
    アプローチ部の柱のいちに大きく考えさせられる。無記名

questionnaire

・原爆は戦争を終わらせるために人を「いけにえ」にして殺すことを
・原発は人の生活を豊かにすることを
目ざしたとすれば相反しているかもしれない でも制御できない力(核)に対して見誤っていた点はどちらも同じ(60代男性 建築士)

世界で唯一、原爆が投下された国、“日本” に生まれ無くしてはならない“原発” と共に生き、これからの世代のために、自身が何を選び、取り入れるかを、考えていくべきか、と思う機会でした。(20代男性 自由業)

東北の震災の前までは全くつながりを感じていませんでした。
原爆=「核」(北朝鮮や広島など) のイメージでしたが、3.11後は生活の便利さとひきかえに大きな「爆」をかかえているのだなと思うようになりました。(30代女性 エステティシャン)

同じもの。
被ばく者数や死者数など被害の規模は全然違うけど、なのに扱いに差があるような気がする。(30代男性 会社員)

どちらも被爆すると命に危険があるもの
原発事故から年数がたって自分の中でもうすれていましたが、考えるきっかけになりました。ハイチオールかいます。(30代女性 会社員)

原子力について、科学(サイエンス)と技術(テクノロジー)の両方を(40代男性 会社員)

人間がつくったもの。
ただ、もともと、なければ(物質等)作り出すことも出来なかったと思います。
怒り、恐れ等の感情だけで、終わらせるのではなく、今を生きている皆が自分の感情にフタをせずに生きられる世の中になって欲しいです。(30代 女 アルバイト)

人に不信感をもたらす同じもの(50代 男 建築家)

原爆の負を平和に転換することで、前を向こうという動きが原発になった。でも、それは大きなあやまちだったと思います。建築と社会の関わりにふみこむ展示。ありがとうございました。(50代 女)

原発は平和利用であるなどというのはまやかしである。 原爆と同じように凶器である。(70代 女性)

地球の脅威(50代 女性)

していません。
核技術の兵器利用と平和利用を混合させるようなこの質問自体が問題だと考えられます。(50代 男性 会社員)

戦争をしないと宣言した日本は、「原発をもつことで「原子力」を武器として保持することを決定した」と文献を読んで知りました。全く同じもの、なくすべきものだと思います。(20代 女性 ランドスケープ事務所勤務)

私の父方が長崎出身で祖父は子供のころ原爆で親、兄弟を失っています。今自分は東京に住んでいますが、なかなか長崎に行けず、そんな中このExhibitionと出会えて心に刺さるものがありました。(30代 女性 プロデューサー)

今こと国費で建てるべき(福島県内に)(60代 男性 建築士)

原料は同じと思います。(40代 女性 自由業)

誰の責任なのか。
被害者は市民であり町民である。(20代 男性)

していません。核技術の兵器利用と平和利用を混合させるようなこの質問自体が問題だと考えます。(50代 男性 会社員)

原子力を含め、デメリットを認めないといけない。原子力、核でも「enough is enough」ということが必要!(30代男性 会社員)

人間のおろかな欲の為につくられた、原爆!ボクが生きている間は人間の欲求もなくならないだろう!
世界の人が平和に暮らせる為には、どうしたら良いだろうか。
“教育” “仕事”
宇宙の世界でもある茶道が、それを御解決できたら、、、、。(60代男性 建築関係)

1人1人やることをやってちきゅうをバリアスる(10代男性)

愛をもって想像すること(30代女性)

忘れないこと
語り継ぐこと
識ること
世界に日本から発信し続けること
念ずること
信じること(70代女性 主婦)

び生物に食べてもらう。
3.11後増えているという放射能を食べるび生物に。(20代男性 美術家)

人類が居なくなる(20代 男性)

私の父方が長崎出身で祖父は子供のころ原爆で親、兄弟を失っています。今自分は東京に住んでいますが、なかなか長崎に行けず、そんな中このExhibitionと出会えて心に刺さるものがありました。(30代 女性 プロデューサー)

無くなりません。(?歳)

教育の現場になるべく多く歴史的(広島・長崎・チェルノブイリ・福島について)科学的(どのように誕生したか)などを伝えていくべきと思います。(40代 女性 フリーランスエディター)

全世界投票をする(?歳)

むずかしい(20代 男性)

世界的リーダーの道徳への自覚
宗教者のリーダーシップ(50代 男性 会社員)

1人1人が、それに向き合うこと。原爆について知ること。良いとか悪いとかではなく、語り合い、それぞれが考えていくことが、その後につながっていくと感じます。(30代 女 アルバイト)

原爆をつくるのも『人間』なくすのもやめるのも『人間』です。
私たち1人1人が平和を自覚し、“絶対悪”として世界からなくすことを言いつづけることが必要
(創価学会の核廃絶の活動は地道ですが世界でも評価されている。ICANのパートナーでもあります。参考まで)(50代 男 自営)

原爆をなくすと金がふえるシステムを開発するとか?CO2排出権を販売するくらいの革命的なアイディアが必要(30代 男)

1人1人が自覚して、いつまでも忘れない。そして回りの人に話していくこと。次から次へと。自分にできることをやっていく。(行動する)(60代 男 アルバイト)

民衆が団結しかない(50代 女性)

草の根の対話、行動(50代 女性)

白井晟一さんを知っていたのと、企画展のテーマが「原爆」ということもあり、白井さんの「原爆」に対しての解釈を知りたかったからです。(20代男性 学生)

紹介で来ました。白井晟一さんという方も原爆堂も建築についても知らずに伺いましたが、来て良かったです!
広い世界でも、ものごとを感じることができる時間を過ごせました。
なんだかわからないけれど、行ってみたいと思って来て見て感動でした。(30代 女 アルバイト)

楽しそうだったから(30代 男)

アメリカ(20代男性)

東京(30代女性)

東京からアクセス出来るエリア。都会で忘れがちなこと、失われつつある「個」を自覚してくれそうです。(30代女性 プロデューサー)

富士山の近くにほしいです。(70代男性 ナシ)

東京都内の公園・公共的な緑地内が良いと思います。
1)国内外における情報発信の中心地であること、その効果が大きいこと
2)時代によって めまぐるしく風景が変わっていく場所でることから
1)は“対話”"というコンセプトに2)は“メモリー”というビジュアルにふさわしいと思います。(30代 女 建築家)

福島(50代 男)

長崎市(40代 男 会社員)

仮設式移動式(30代 女 学生)

福島原発20km圏内(20代 男 学生)

北朝鮮、できれば平壌(40代 男 建築)

東海原子力第一発電所後(70代 男 設計)

長崎か広島(20代 女 建築関係)

沖縄 辺野古(50代 男 建築)

福島(20代 男)

広島/埼玉/ 仙台(50代 男 会社員)

広島(60代 男)

太平洋の真ん中
原爆の記憶が受け継がれていない場所。
現代の人は充分に原爆について分かっていない人が多いと感じている。
広島に生まれ育った私にとっては平和祈念資料館等の建築経験によって、その「祈り」という精神性は実感できてきた。この「原爆堂」も同じようなものがイメージできるので、広島長崎とは別の場所で、この白井晟一の意思を受け継いでもらいたい(20代 男 学生)

広島か長崎
原爆を絶対に風化させてはいけないと思います(50代 男 自営建築)

CGからイメージすると樹海がでてきました。
どこか具体的には出てきませんが、人間の錯覚を利用しながら周りは人工的になりすぎない場所が良いなと思いました。(30代 女 アルバイト)

東京:東京オリンピックのついでに外国の方が来られるように。東京にいる、もしくは東北の人たちに身近に感じてもらえるように。(長崎、広島はなかなか行きづらい)(10代 女 学生)

全地球の課題と考えるなら、被爆地から一番遠い場所、地球の裏側アルゼンチンの地。(40代 男 教員)

南の島(太平洋の)(50代 男 建築家)

広島か福島(60代 男 アルバイト)

皇居 or 新宿駅(30代 男)

東京湾か双葉町(30代 男 自営業)

広島
いつか国民の総意で建築となる日を希望します。 本日は大変勉強になりました。(54歳 男性 地方議員)

岐阜県
稲葉先生がお話ししていた地下穴の近辺(50代 女性 会社員)

New York(30代 男性 デザイン業)

広島か長崎の静かな海の見える場所。
鎮魂の空気と建築の雰囲気とが合うような滋賀のMIHO MUSEUMみたいなところか佐川美術館のようなところ。(30代 女性 会社員)

福島県双葉郡富岡町(70代 男性)

永続的な対話ということであれば現代人も原爆堂を思考(設計)する必要があるかも。(40代 男性 自営業)

広島か長崎の静かな海の見える場所。鎮魂の空気と建築の雰囲気とが合うような滋賀のMIHO MUSEUMみたいなところか佐川美術館のようなところ(30代 女性 会社員)

瀬戸内海の広島の見える島(50代 女性)

その前に先ず、アプローチの前庭が模型化されていないことに驚く。原爆堂から出た際に前庭がむかえる精神性を理解していなければ、それは魂なく建築物ではないか。図面、模型は建物の最初の命であると考える。そのコンセプトを理解せずして、建物はできないのでは?縮尺を小さくしてででもアプローチを表現すべきだと考える。理解はそこからではないか。(30代 男性 設計士)

event

イベントへのたくさんのご参加ありがとうございました。

1.こども哲学カフェ ※終了しました

対象:小学4〜6年生/定員:10名/参加費:1,000円

【ファシリテーター】NPO法人こども哲学おとな哲学アーダコーダ 井尻 貴子氏
「こどもの哲学」は、みんなで一緒に問い、話し、考える時間です。今回は、建築家・白井晟一さんの展示をきっかけに「対話ってなんだろう」「世界中の人と仲良くなれるかな?」などについてやさしく哲学します。

井尻 貴子(いじり たかこ)

NPO法人こども哲学おとな哲学アーダコーダ理事
早稲田大学第一文学部(美術史)卒業、大阪大学大学院文学研究科(臨床哲学)博士前期課程修了。
「自分であること」を大切に、それぞれがそれぞれでありながら、みんなで「問い、話し、考える」対話の場づくりを、学校や街中で行っている。
NPO法人こども哲学おとな哲学アーダコーダ http://ardacoda.com/

NPO法人こども哲学おとな哲学アーダコーダ 井尻 貴子氏

2.サイエンスカフェ「放射線を知ろう!見てみよう!」 ※終了しました

定員:20名/参加費:1,500円(お茶付)

【講師】宮川 隆氏(薬剤師・東大附属病院放射線科特任助教・環境省「原子力災害影響調査等事業」メンバーほか)
難しく感じがちな科学の問題を、わかりやすく、身近な問題として科学者と一緒に語り合い学ぶサイエンスカフェ。
今回は「放射線」とはどのようなものか?自分の目で見る経験を通し、詳しく考えてみます。

宮川 隆(みやがわ りゅう)

名古屋市立大学薬学部卒業、南カリフォルニア大学(USC)国際薬学臨床研修修了、東京大学大学院理学系研究科修了
薬剤師、理学博士のほか10種類くらいの資格を持つ。
現在は、東京大学大学院医学系研究科 人体病理学教室 特任助教、環境省「原子力災害影響調査等事業」メンバー、日本アイソトープ協会 放射線取扱主任者講習・作業環境測定士講習講師、リクルートメディカルキャリアコラム執筆など
本業の合間に、わかりやすくサイエンスを伝える活動に力をいれている。

宮川 隆氏

3.トークイベント ※終了しました

定員:30名/参加費:1,500円

【ゲスト】五十嵐太郎氏(建築史・建築批評家)、稲葉俊郎氏(東大附属病院医師)

五十嵐 太郎(いがらし たろう)

1967年生まれ。建築史・建築批評家。
1992年、東京大学大学院修士課程修了。博士(工学)。現在、東北大学大学院教授。
あいちトリエンナーレ2013芸術監督、第11回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展日本館コミッショナー、「窓学展示-窓から見える世界ー」の監修を務める。第64回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
『日本建築入門-近代と伝統』(筑摩書房)、『日本の建築家はなぜ世界で愛されるのか』(PHP研究所)ほか著書多数。

五十嵐太郎氏

稲葉 俊郎(いなば としろう)

医師、東京大学医学部付属病院循環器内科助教。1979年熊本生まれ。
心臓を内科的に治療するカテーテル治療や先天性心疾患が専門。
往診による在宅医療も週に一度行いながら、夏には山岳医療にも従事している(東大医学部山岳部監督)。
医療の多様性と調和への土壌作りのため、西洋医学だけではなく伝統医療、補完代替医療、民間医療も広く修める。
2011年の東日本大震災をきっかけに、医療があらゆる領域との創発を起こすために、様々な分野を横断した活動を始める。
出演歴:MANSAI解体新書その弐拾六(世田谷パブリックシアター、2016年7月30日)、SWITCHインタビュー 達人達「大友良英×稲葉俊郎」(NHK、2017年3月11日)、アンサンブルズ東京(UA + 稲葉俊郎、2017年10月15日)、ヨコハマトリエンナーレ2017『島と星座とガラパゴス』「島とオルタナティブ:歴史・社会、医療、アート」(ヨコハマラウンド)など。
著作:稲葉俊郎「いのちを呼びさますもの ―ひとのこころとからだ」アノニマ・スタジオ、大友良英、稲葉俊郎
「見えないものに、耳をすます ―音楽と医療の対話」アノニマ・スタジオ など。
https://www.toshiroinaba.com/

稲葉俊郎氏

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